@article{oai:iwatemed.repo.nii.ac.jp:00008743, author = {菅原, 洋子 and スガワラ, ヨウコ and SUGAWARA, Yoko}, journal = {岩手女子看護短期大学紀要, Bulletin of Iwate College of Nursing}, month = {Sep}, note = {淡水産緑藻類,Scenedesmusの1種を用いて,Bristol改変培地を基本培地とし,さらに0.1%ブドウ糖添加培地や0.1%イースト抽出物添加培地の中で無菌的に培養を行い,その増殖や定数群体形成に及ぼす影響を調査して,以下の成績を得た。(1)この藻類の増殖に対して,培養開始後10日頃まではブドウ糖添加培地が最も促進的にはたらき,次いでイースト抽出物添加培地となり,最も増殖が悪いのは無機培地であるBristol改変培地であった。しかし,10日頃を過ぎるとブドウ糖添加培地よりもイースト抽出物添加培地の方が促進的な効果を示した。(2)これらの種類に特有な定数群体形成にはブドウ糖添加培地が最も効果があり,培養開始後約1週間で総細胞の79.9%,84.0%の個体が群体を形成するようになり,その後殆んどの期間にわたって,80~95%の高率を維持した。他方,イースト抽出物添加培地やBristo1改変培地の中では,培養の初期は別として,殆んどの期間,定数群体形成個体の割合が50%を超えることはなかった。(3)上記3種の培地のほかに,0.1%果糖添加培地,0.1%ショ糖添加培地,10ppm合成洗剤添加培地についても調査を試みたが,増殖についても,定数群体形成についても特筆されるような効果は見られなかった。}, pages = {1--6}, title = {Scenedesmusの増殖や定数群体形成に及ぼすブドウ糖およびイースト抽出物の効果}, volume = {3}, year = {1996} }