@article{oai:iwatemed.repo.nii.ac.jp:00008765, author = {片倉, 久美子 and カタクラ, クミコ and KATAKURA, Kumiko}, journal = {岩手女子看護短期大学紀要, Bulletin of Iwate College of Nursing}, month = {Feb}, note = {看護学教育で使用されている教科書や指導書について,(1)『看護概論』ないし『基礎看護学』(2)『母性看護学』ないし『母子の看護』の2分野で女性性の強調はあるか検討した結果,(1)『看護概論』ないし『基礎看護学』の分野では,5社のうち3社が看護職を「女性の職業」とし,「母性」や「専門的な母」という言葉で強調している。そして,看護婦のための教科書と明記し看護を女性の専門職と強調しているものもある。(2)『母性看護学』ないし『母子の看護』では,母性性には生物学的側面と文化社会学的側面があると定義し,一般社会に根強く存在するステレオタイプの母親像や,性役割分担意識と重ねあわせ固定的な母のイメージを女性の生き方に投影している。さらに,母性を女性らしい特徴とし,過大な評価を与え,家庭における母親の行なう育児が絶対として,母性信仰的に強調されているものもある。2分野の調査結果から看護の教科書や指導書に,「母性」という言葉で,固定的な性役割としての看護職や女性のステレオタイプを強調している。}, pages = {21--29}, title = {看護の教科書に女性性の強調はあるか}, volume = {5}, year = {1999} }